聖トマス・アクィナスは言います:「イエズスにお褒めあれ。」
「私は今日、あなたがたの精神的な船を浮かせるバラストが謙虚であることを理解する手助けに来ました。心の中の謙虚は聖なる愛の守護者です。一方がないと他方も存在しません。謙虚とは真理であり、魂が神の前に立つ姿を示す啓示です。時が来るでしょう、この同じ真理が地球全体に広がり、各人の魂にその神前での本当の位置を見せます。恐怖で滅びる者もいれば、この真理を受け入れられない者もいます。普遍的なこの真理の時は父のみぞ知るところですが、魂たちは謙虚なる心でこの恩寵の瞬間に備えなければなりません。」
「謙虚とは重要視されることを求めないし、世界での地位を膨らませることもなく、自分の仕事や行動について称賛を求めるものではありません。謙虚はその成果に対する認識を避けます。謙虚な心は背景で目立たないことを求めています。」
「どの美徳にも共通ですが、他人を見せびらかすために実践される謙虚は偽りです。謙虚は神との間深い関係の中で隠されなければなりません──魂と神の心の中で。」
「謙虚がないことがイエズスの悲しみの心に痛みを与えるのは容易に理解できます。すべての罪は聖なる愛を犯します。すべての罪は誇りから生まれてきます。誇りは聖なる愛と謙虚の大敵です。」
「毎朝、あなたの心が謙虚によって清められるように祈りなさい。神の目に自分を過大評価することは決してないと信じてください。」