聖フランシスコ・デ・サレスは言います:「イエズスにお褒めあれ。」
「誤りがまず誤りと認識されない限り、それは修正されることはできません。したがって、霊的な生活においても、自己の知識は個人的な聖性の触媒です。これが『統一された心臓』の第1室である──過ちを認識し、同じ過ちから浄化すること。」
「したがって、霊的完璧への道は、魂が神前にある状態について真実を認識し、あらゆる不完全さに打ち勝とうとする欲求である。これはもちろん謙虚と聖なる愛の統一です。」
「自己満足は魂を第1室から遠ざけ、『神の意志との合一』という渇望される第五室からさらに離れさせます。失望も同じ結果を引き起こします。」
「真理は、神の慈悲に対する希望という良い果実を結びます。我々の母なる心臓の炎は、誤りを見抜き魂からすべての不完全さを浄化する真理の光です。」
「魂が聖なる室を進むにつれて、決して我々の母なる心臓の炎を離れたりはしません。むしろその抱擁の中を前に進み続け、常に不完全さから浄化されます。『母』は私たちを見捨てることはありません。」